NTT西日本は、9月頃までにフレッツ・ADSLを全市制施行都市に、10月末までにフレッツ・ISDNを316町村にエリアを拡大する。また、申し込みから開通までの工事期間を2週間程度に短縮すると発表した。
フレッツ・ADSLサービスは、NTT東西の設備状況によって、他県の局舎に接続されることがある。NTT西日本地域では、佐賀県の鳥栖市(市外局番:0942 市内局番:81〜85、87地域)と兵庫県の尼崎市、伊丹市、川西市の合計4市で、隣県に接続されることが判明した。
NTT西日本は、フレッツ・ADSLを東海エリアで18市、北陸エリアで5市、近畿エリアで12市、中国エリアで1市、九州エリアで2市、新たにサービスを提供する。また、すでにサービスが開始された行政市でも提供ビルが追加された地域もある。新規エリア・拡大エリアでの申し込み受付は27日9:00より。
NTT西日本は、フレッツ接続ツールとSilicon Integrated Systems Corp.およびSiS 900 PCI Fast Ethernet Adapter Ver1.09.05未満のEthernetドライバを組み合わせて使用すると、正常にインターネット接続できない場合があると注意を呼びかけている。
エフエム東京、ジャパンエフエムネットワーク、NTT東日本、NTT西日本の4社は、エンターテインメントおよび映像系のブロードバンドコンテンツを配信する新会社「ティーエフエム・インタラクティブ(TFMi)」を7月9日に設立することで合意した。
島根県は、NTT西日本と県内のISPと協力して、DSLを利用したブロードバンド環境の実証実験に着手すると発表した。この実証実験は、IT革命に対する県民や県内企業の認識を深めるために実施される。
NTT西日本は、フレッツ・ADSLサービスで使用できるUSB接続タイプのモデム「ADSLモデム-SU」の販売を開始した。販売価格は19,800円で、Windows98/98SE/Me/2000で利用可能。バス給電で動作する。本モデムについては利用可能な交換局に制限がある。大阪の一部の局では利用できないとされており、詳細については問い合わせが必要だ。
NTT東日本/西日本は、13日より、フレッツ・ADSL、光・IP通信網サービス(仮)、ワイドLANサービスに対応した(PPPoE機能搭載)ワイヤレスブロードバンドルータ「Web Caster FT5000ワイヤレスセット」を販売開始する。
NTT西日本、コスモス、NTTダイナミックテレマ、NTTスマートコネクト、映像コンテンツ15社は、NTT西日本の開発したマルチメディアコンテンツ管理・配信・課金ASPソフトウェア「Media Warehouse」を使用したブロードバンドコンテンツ配信トライアルを開始した。実験期間は6月11日から約3か月間。
NTT西日本は、映像コンテンツの登録、アクセス制御、メニューの作成を一括して管理する映像配信管理システム「StreamDataBank」を発売する。プラットホームはWindown 2000、Access 2000とRealServerもしくはWindows Media Serverが動作すれば、コンテンツの登録管理から配信まで一括して管理できる。