NTT東日本とNTT西日本はそれぞれ、平成15年度の事業計画について認可申請を行った。これにあわせて概要が公開されているが、その中で目を引くのが加入者光ケーブル(いわゆるFTTH)の計画数だ。
NTT東日本栃木支店は、4〜5月にかけてフレッツ・ADSL 8Mタイプのサービスエリアを拡大する。これら拡大エリアでの申し込みは3月3日より、ホームページおよび116番への電話で受付開始される。
NTT東日本グループは、公衆無線LANサービスをNTT-BPの「無線LAN倶楽部」に一元化、3月1日より相模鉄道と共同で無料トライアルを実施する。
東京ビックサイトで開催中の「IP.net JAPAN 2003」では、展示のほか、講演やセミナーが行われている。その中で今回は、初日に行われた基調講演の模様をお伝えする。
NTT東日本に続き西日本でも「Bフレッツ」「フレッツ・ADSL」「フレッツ・コミュニケーション」の割引キャンペーンが実施される。
NTT東日本とNTT西日本は、それぞれ地域IP網の県間接続に対応するフレッツサービスの改定について認可申請をおこなった。CUGサービスや映像・音声コミュニケーションサービスでは料金据え置きで接続エリアが拡大される。
BIGLOBEは、Bフレッツの工事費用や対応コースの利用料金を割り引く「『Bフレッツ』つないで無料キャンペーン!」を開始した。対象は、5月15日までにBフレッツ対応コースに変更または新規に契約したユーザ。Bフレッツの申し込みも、BIGLOBE経由で行う必要がある。
総務省は、NTT東西から認可申請のあった「地域IP網の県間接続サービス」について、公正競争の確保を目的とした条件を付加したうえで認可したと発表した。これにより、フレッツ・オフィスなどのサービスで、他県のユーザとも接続できるようになる。
NTT東西は、スループットが最大89Mbpsのブロードバンドルータ「Web Caster 700」を2月27日から販売すると発表した。BフレッツをはじめとするFTTHサービスでも十分に対応できるとしている。
東京めたりっく通信は、NTT東日本が送付した接続約款の変更にともなう連絡文書をウェブサイトに公開、同社のSDSLサービスが第2グループとして収容制限をうけることについて「お客様の既得権を軽視するもので、まったく容認できかね」るとのコメントを発表した。折しもDSL作業班では同じソフトバンクグループとして出席している太田昌孝氏が「既存ユーザを守ってくれと言うのは論外。今後リーチすべき2,500万ユーザのことを考えなければならない」という主張を展開しているが、現場にとっては「既存ユーザを守らない」というのは難しいようだ。
NTT東日本は、福島県でフレッツADSL・モアを2月12日から提供開始した。
NTT西日本は、「フレッツ・ADSL モア」対応のADSLモデム内蔵ブロードバンドルータ「Web Caster FT6100M」のWindows用新ファームウェア「Ver.01.01.00」を公開した。