以上は、一般的なスマホやタブレットの話。iPhoneの場合は少し事情が異なってくる。まずApple自体が「AppleCare+」という保証サービスを用意しており、これで2年間の保証サービスを受けられる。補償料は一括で12,800円。水没全損の場合は、7,800円(税込)で再生品に交換してくれる。ただし2年間で最大2回まで。■iPhoneの補償サービス、3キャリアの対応は? NTTドコモは「ケータイ補償サービス」に加入していれば前述した他のスマホと同内容の補償が受けられる。しかも、iPhoneの場合でも、補償サービス依頼後、直ちに再生品を契約住所に送付してきてくれる。 auはAppleの「AppleCare+」への加入と抱き合わせた「紛失補償オプション」を用意している。AppleCare+の補償料と合わせ24回払いで月額702円(初回のみ273円)。水没全損の際はAppleCare+を適用し、7,800円(税込)で再生品と交換してくれる。auの「紛失補償オプション」はこれに加え、「AppleCare+」では補償されない紛失や盗難の場合に、再購入補償金として24,999円を補填してくれる。 ソフトバンクの場合はiPhone専用の「あんしん保証パック(i)プラス」(月額650円)が用意され、iPhoneの修理代金の85%以上を補償してくれる。たとえば「AppleCare+」に加入せずiPhone 6を水没等で全損させた場合、34,800円の自己負担が必要となる。これを支払った証明書をソフトバンクに提示すれば、33,000円を補償してくれる。ただしこの補償はその後の毎月の電話料金から割引という形で適用される。 ということで、各通信キャリアごとに補償サービスが用意されているが、その補償料や適用方法はまちまちで分かりづらい。毎月支払う補償料の額も馬鹿にならない金額で、そのうえで実際に故障、破損、全損した場合は一部負担もある。 筆者の場合、端末評価などをする関係でさまざまな端末を頻繁に買い換えるため、補償サービスに加入したことがなかった。iPhone 5sを水没させた妻だが、Androidスマホは家の中にゴロゴロしているので、それを使わせてみたものの「やはりiPhone 5sが良い」と言う。そんなわけで、iPhone 5sを復活(再生)させるべく動くことになった。
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