JFEエンジニアリングは、爆発性ガス雰囲気の危険場所(防爆エリア)で使用可能な防爆タブレット「LANEX-Tablet」シリーズを開発。第1弾としてiPad miniを搭載したモデル「LANEX-Tablet/m」を6日より発売した。価格は85万円(税抜)。 「LANEX-Tablet/m」はJFEエンジニアリングと宮木電機製作所が共同で開発。国内で初めて産業安全技術協会より防爆認定を取得した。iPad miniを覆う防爆仕様の素材が気になるところだが、素材ついては非公表となっている。 キャリングケースを含め重量は約900g。これは欧米メーカーの防爆タブレットと比較して1/3の軽量化を図っている。また、画面操作性や電波通信性能は、一般の非防爆タイプのタブレットと同等の性能を維持しているとしている。 同社では、引き続き、iPad AirやiPhoneを搭載した防爆製品の開発を進める予定だ。