人々の生活に欠かせないスマートフォンなどのモバイル端末。いつでもどこでも持ち歩いているからこそ、うっかり落下させて破損させてしまったり、水濡れにより故障させてしまう機会も少なからずある。 筆者は滅多にスマホを破損させることなく使っているのだが、出張中に妻からの悲報が届いた。妻自身がメイン端末で使っているiPhone 5sを衣服のポケットに入れたまま「洗濯」してしまったと。 電子製品にとって最大の敵は水分である。しかも“水の流れている洗面台にうっかり落として濡らしてしまった”ぐらいならまだしも、洗剤入りの水に浸け、しかも洗濯機のドラムを数分も回そうものなら、もはや復活は絶望的なことが想像できる。■全損させてようやく分かった……。“スマホは高額商品” わが国では各通信キャリアの販売合戦のおかげで、スマホ端末も「実質無料」で購入できるものも多く、さらにはMNP(番号ポータビリティ)などを利用すれば、本体一括0円(本当に無料で提供)でスマホを入手できてしまうケースもあり、“スマホは高額商品である”という認識がいつのまにか欠如してしまっているようようだ。(安価でスマホ本体が入手できる一方で、その営業・販促費用がどこから捻出されているのかを考えるべきであると思うが) そして、いざスマホを破損させ修理を依頼したら、改めてスマホは高額商品だったということに気づかされたというユーザーは少なくないはずだ。それでも、各通信キャリアが推奨する保証サービスに加入していれば、案外安価に修理費の補償をしてくれる。水没全損(つまり新品同様の再生品に交換)という前提で3キャリアの補償内容を比較してみよう。 NTTドコモは「ケータイ補償サービス」(月額500円)、auは「安心ケータイサポートプラスLTE」(月額380円)、ソフトバンクは「あんしん保証パックプラス」(月額500円)というものが購入時オプション(後からは追加加入できない)として用意されている。 水没全損させてしまった場合、NTTドコモは7,500円を払えば1年に2回まで再生品へ交換してくれる。auは1回目5,000円、2回目8,000円、1年に最大2回まで交換してくれる。auの場合、契約期間が3年以上であれば負担金の額はさらに安価になる。ソフトバンクは5,000円で再生品に交換してくれる。ただし一度この補償を使うと、6カ月以内はその補償は受けられない。
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