ソニーはハンドル部分にスマホをドッキングできる電動自転車「XPERIA BIKE」をIFAの会場で披露。来年に商品展開を計画するメガネ型ウェアラブル「SmartEyeglass」の最新プロトタイプも公開した。 「XPERIA BIKE」は電動アシスト付自転車のハンドル部分に設けられたトレイにXperiaシリーズのスマートフォンをドッキングして、ディスプレイとして使うことで、スマートフォンとの連携によるエンターテインメントを楽しめるようになるスマートサイクルだ。 ハンドルの正面とサドル部分にフィッシュアイレンズ搭載のカメラユニットを装着して、それぞれに撮影した映像をスマートフォンの画面に映しながら走行のアシスト機能として利用できるほか、録画した映像をソーシャルアプリから共有するといった具合の楽しみ方も想定されている。 さらにハンドルの左右に3つずつのスピーカーユニットを搭載して、スマホに保存した音楽を鳴らすこともできる。今回のイベントではコンセプトのみの紹介で、商品化の計画はまだ少し先のようだ。 代わって今年のCES2014で発表したメガネ型のウェアラブル端末「SmartEyeglass」に関しては、来年の発売を目指して9月中旬からソフトウェア開発用キットの公開が始まることが明らかになった。 IFAに展示された最新のプロトタイプはCESに展示されたものからブラッシュアップ。本体にバッテリーを内蔵するシースルー表示対応のメガネ型デバイスと、タッチセンサー内蔵の円形コントローラーによる2ピース構成になる。スマートフォンにBluetoothで接続して、アプリから色々な機能やサービスを提供する。IFAの会場ではスマートフォンのカメラで捉えた人物の顔を自動認識して、その人物に関連する情報をメガネのディスプレイに映し出せるアプリや、街歩き中にGPSでロケーションデータを取得してながら、周辺地域に関するTwitterの情報をメガネに表示するアプリのデモなどが行われた。
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