デジタルPR事業を主軸にプレスリリース配信サービスやインフルエンサーマーケティングなどを展開しているソーシャルワイヤー株式会社。同社でクロスエンジニアリング事業部に所属するロティマインさんは入社して1年にもかかわらず、日本とベトナムの開発事業部をつなぐ重要な役割を担っている。
--- 現在どのような業務を行なっていますか？
現在、ブリッジエンジニアとして勤務しています。事業部や新規事業企画室とベトナムの開発チームをつなぐ橋渡しが私の役割です。具体的には、事業部や新規事業企画室からの要望をヒアリングし、開発チームが理解しやすい形で分かりやすくまとめて伝えています。また、事業部と開発チームの間に立ち、言語や文化の違い、技術的な用語の理解不足などを解消し、円滑なコミュニケーションをサポートする役割も担っています。さらに、事業部からのフィードバックや問題点を整理し、開発チームに具体的かつ理解しやすい形で共有するよう努めています。また、開発の進捗や課題を事業部に報告し、必要に応じて調整を行います。開発が事業部の要望に沿って進んでいるか確認し、テストやフィードバックも実施して品質向上に取り組んでいます。
--- ご自身が携わっているシステムについて教えてください。
ソーシャルワイヤー事業部の既存ウェブサイトのUI/UX向上や新機能の追加に加えて、アプリ開発チームとも連携しております。
--- 業務の中で大事にしている点や気をつけていることはなんですか？
ブリッジエンジニアとして、求められている要件を正確に確認し、ニーズと要望を正しく把握することが重要です。例えば、事業部からの要望を誤って伝達すると、開発チームに大きな影響を及ぼしてしまいます。そのため、こまめな確認が欠かせません。
--- 好きなプログラミング言語とその理由を教えて下さい。
現在、私はHTML、SQLと Laravelを学びながら、技術的なスキルを向上させています。特にLaravelについては、書籍を使って独学で実践してきました。現在はLaravelのフレームワークが好きで、理由としてはその使いやすさや豊富な機能に魅力を感じるからです。学習を続けている段階ですが、これからさらに深く理解していきたいと考えています。
--- エンジニアを目指したきっかけを教えてください。
縁だと思います。大学卒業後、先輩の紹介でコミュニケーターの仕事を見つけることができました。ベトナムの外国語大学を卒業し、技術面では未熟だった私ですが、様々なプロジェクトに参加することで技術力と言語スキルを向上させることができました。その流れで今ブリッジエンジニアになっております。
--- いまの仕事を選んで良かったと思うことはなんですか？
職場環境と人間関係が良く、自分の成長を実感できています。また、ブリッジエンジニアとして働く中で、自分のコミュニケーション能力やチームワークのスキルを向上させることができました。さらに、ブリッジエンジニアだけでなく、デザイナーやテスターとしての技能も身につけることができました。
--- 他の職業では体験できないことはありますか？
システム設計やトラブルシューティングを通じて、論理的に問題を分析し、解決策を導き出す能力が身につきます。また、システムが社会や人々の生活に与える影響を直接感じることができ、仕事の意義を実感できる点が魅力です。ブリッジエンジニアとして、日本と海外のオフショア拠点との間で文化や業務の違いを理解し、スムーズなコミュニケーションをサポートするユニークな経験も得られます。さらに、技術的知識とビジネス的視点を融合させ、事業部の要件を開発チームに的確に伝え、効率的にプロジェクトを進める経験を身につけることができます。総合的に見ると、技術、言語、異文化理解、コミュニケーション能力など、幅広いスキルを身につけ、多面的な成長が可能な職業だと思います。
--- どういった方がエンジニアに向いていると思いますか？
事業部と開発チームの間で要件や期待を明確に伝える必要があるため、円滑なコミュニケーションを取ることができることが重要となります。さらに、事業部や開発チーム間で問題が発生した際、迅速に対応し解決する力が求められるため、論理的な思考や、問題の原因を突き止める力があると強みになります。進行状況を管理し、スケジュール通りにプロジェクトを進めるための管理スキルも不可欠です。また、技術的な内容をわかりやすく説明する力や、相手の意図をくみ取る力も必要です。開発プロジェクト全体の進行を管理する際には、フロントエンド、バックエンド、インフラなど幅広い技術知識が求められます。また、新しい技術やトレンドにも好奇心を持ち、学び続けることができることも重要です。
--- 今後はどのようなエンジニアを目指していきたいですか？
技術とビジネスの架け橋として、双方の連携をさらに強化することができるブリッジエンジニアになりたいと思います。また、プロジェクト全体を円滑に進めるためのリーダーシップを高めていきたいと思います。
■ ひとくちメモ
Q. 貴方のビジネスツールで自慢の、またこだわりのあるものと理由を教えてください
ブリッジエンジニアとして働く際に、様々な仕様を管理したり、メモしたりすることが必要です。このことに対応するため、私は「Notion」をよく使います。「Notion」を使うことで、プロジェクト管理とタスクの可視化をすることができます。また、メモとタスク管理が同時にできるので、重要なポイントの整理に役立ちます。
Q. お仕事帰りに寄るお店（居酒屋など）とおすすめメニューを教えてください
ベト屋です。美味しいベトナム料理がたくさんあり、中でも「牛肉のフォー」がおすすめです。
Q. ご自身の趣味について教えてください
私の趣味は毎日法輪功の読書、座禅をすることです。法輪功は、心身ともに健康になる中国の伝統的な気功修煉法です。法輪功は全て無料です。座禅に興味をお持ちの方は一度体験してみることをおすすめします。
