中部テレコミュニケーション(CTC)とNECおよびNECアクセステクニカは27日、IEEE802.11nに準拠した無線LAN、および有線ギガビットイーサネット(1Gbps)による高速通信機能を搭載した、ギガホームゲートウェイ機器「AtermWH822N(CT)」を共同開発したことを発表した。 両社は、CTCの光ファイバーインターネット接続サービス「コミュファプラス」「アクセスコミュファプラス」において、CTCの提供するコミュファ光回線に接続するだけで自動的に設定を行う「らくらくネットスタート機能」を搭載したホームゲートウェイを提供しており、本機器はその新製品となる。6月18日よりCTCが新たに開始する「11nプラス」「コミュファプラス1ギガ」および「コミュファプラス300メガ」のサービス契約者向けとのこと。なお規格値最大300Mbpsとなる11nに準拠した無線LAN機能、有線ギガビットイーサネットを搭載し光電話に対応したギガホームゲートウェイの製品化は国内初となる。 「AtermWH822N(CT)」では、CTCのセンター側設備で、「コミュファ光」契約者の回線識別番号と、個々の「コミュファ光ホームゲートウェイ」に割り当てられた機器情報を関連付けて管理。サービス契約者が装置を回線に接続して電源を入れるだけで、回線に対応する光電話の情報、アカウントやパスワードなどの情報が自動的にルータにダウンロードされ、契約者が難しい作業を行うことなく光電話、インターネット接続設定が可能となっている。 11n無線LAN機能においては、機器の前面にあるボタンを操作するだけで子機との無線LAN設定が完了する「らくらく無線スタート」機能を搭載。また今回新たに環境にやさしい「ECOモード」を搭載。機器の前面にあるボタンで操作することで、待機消費電力を通常使用時の最大47%削減する。
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