G Data Softwareは14日、ウイルス(マルウェア全般)から組織を守るために有用なホワイトペーパー「G Data ホワイトペーパー2009 〜 社内PCへのマルウェア侵入手口」を公開した。
「G Data ホワイトペーパー2009」は、社内や組織内のマルウェア感染に関してとりまとめた白書で、19ページのPDFファイル(ZIP圧縮済み)として誰でも入手閲覧可能。その多様な手口を理解することが、そのまま十分な対策を講じることにつながるとのことで、同社では、これからウイルスが増発する可能性の高い年末にかけての防御の一助としてほしいとしている。
G Dataセキュリティラボ所長のラルフ・ベンツミュラー氏は「一度ウイルスやワームが社内で活動してしまった時点で、組織内の損害や被害は進んでゆきます。管理部門のスタッフにできることは、それを最小限に食い止めることだけです。ことが起こってからの対応も重要であることに変わりはありませんが、ネット犯罪者が悪質なコードをネットワーク内に侵入させようとするのを防御することも、まったく同じように重要です。 効果的な防御を目指すためには、誰がどのような目的でマルウェアを遣っているのか、まずその背景を知っておいたほうがよいでしょう。」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》