フォーティネットは6日、データベースセキュリティ製品「FortiDB」ファミリーに、エントリーレベル新モデル「FortiDB-400B」およびハイエンドレベル新モデル「FortiDB-2000B」を加えたことを発表した。 「FortiDB」ファミリーは、年中無休でデータベース活動をモニタリングする「DAM(Database Activity Monitoring)」、データベース活動を記録する「データベースの監査」、パスワード、アクセス権、コンフィギュレーション設定にひそむ脆弱性を探知する「脆弱性評価」という3つのツールを備えた製品となる。 既存の「FortiDB-1000B」は「脆弱性評価」機能しか備えていなかったが、あらたなツール類およびFortiDB-400B/FortiDB-2000Bの新ラインアップが加わったことで、小規模・中規模・大規模と企業規模に合わせた製品選択が可能となった。「FortiDB-400B」は中小企業向けで最大10のデータベースインスタンスをサポート。「FortiDB-1000B」は中規模企業向けで最大30のデータベースインスタンスをサポート。「FortiDB-2000B」は大規模企業向けで最大60のデータベースインスタンスをサポートする。さらにOracle、DB2、Sybase、MS SQL Serverなどを含む異機種環境もサポートされている。企業は製品導入により、PCI-DSS(Payment Card Industry-Data Security Standard、ペイメントカード業界データセキュリティ基準)などの法規制順守に対応できる見込みだ。
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