フォーティネットジャパンは3日、「ウイルス対処状況レポート」(2008年8月度)を公表した。 フォーティネットのFortiGateセキュリティアプライアンスが2008年7月21日から8月20日までの間に発見したマルウェアの統計となっており、それによれば、今月は新しい変種が爆発的な勢いで登場したとのこと。 ダウンロード系トロイの木馬である「W32/Multidr.JD」「HTML/Agent.HFZ」が急上昇し、悪質ソフトとして著名なW32/Netsky」を追い出して1位と2位となった。それ以外にも、4位・7位・10位に新たな脅威がランク入りしているのが伺える。32/Multidr.JDは、たった1日の活動によって月間1位の座を獲得したとのことで、これほど強烈な攻撃キャンペーンは過去に類例がないという。 また今回のレポートでは、マルウェア変種の活動をファミリーごとにグループ化し、分類したものが公表された。それによれば、やはりNetskyとOnlineGamesが1位・2位を占めていたという。 8月度は全体的に活動が盛んで、トラフィックを増やすことを目的とするマルウェア(トラフィックジェネレータ)が増加しており、この傾向はこれからも続くものとされている。◆脅威トップ10Rank Malware Percentage Top 100 Shift1 W32/Multidr.JD!tr 10.02 新2 HTML/Agent.HFZ!phish 8.15 新3 W32/Netsky!similar 5.95 -24 JS/Agent.WMA!tr.dldr 5.9 新5 W32/Virut.A 4.65 -36 JS/Iframe.DR 4.19 +17 W32/Agent.KG!tr 3.36 新8 HTML/Iframe.DN!tr.dldr 2.59 -39 HTML/Iframe_CID!exploit 2.12 +1710 W32/Agent.HKR!tr 1.98 新
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