フォーティネットジャパン株式会社は4月21日、米Fortinetのグローバル脅威研究チーム「FortiGuard Labs」が、2013年に18のクリティカルなゼロデイ脆弱性を発見したと発表した。これは業界のどのネットワークセキュリティベンダよりも多い数字であり、これにより2006年以来特定してきたゼロデイ脆弱性の数は140を超えた。このうち128の脆弱性が適切なベンダにより修正されている。FortiGuard Labsは、最新のミティゲーション(緩和)技術を開発する一方で、新たな脅威の検知、実行および緊急対応、回避術の発見を連携して行う組織。戦術的セキュリティ研究チームでは、ベンダがより適切な形で顧客の保護を行うためにソフトウェアをアップデートできるよう、分析、検証の成果をベンダに伝えている。また、検証時には高度なゼロデイ対応IPSシグネチャを作成し、それをベンダのパッチ公開よりもはるかに早くフォーティネットの顧客に提供している。
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