三重苦を乗り越えて手に入れた絶景! 空中縁側ハウスに妻は「最高です」 『住人十色』 | RBB TODAY
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三重苦を乗り越えて手に入れた絶景! 空中縁側ハウスに妻は「最高です」 『住人十色』

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4月19日放送のMBSテレビ『住人十色』 (C)MBS
  • 4月19日放送のMBSテレビ『住人十色』 (C)MBS
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 4月19日放送のMBSテレビ『住人十色』では、「擁壁・旗竿・変形地・・・三重苦を乗り越えた空中縁側ハウス」を放送。土地にまつわる三重苦を乗り越え、抜群の眺望を手に入れた家を紹介する。

 今回登場する住人は、会社員の夫妻と子どもの3人家族。1年前に構えた念願の新居は、外壁から合計15本の梁が飛び出ている。家が建つのは3メートルの擁壁の上で、敷地は旗竿地であり、さらに変形地だ。

擁壁の上に建つ家。外壁からは合計15本の梁が飛び出ている (C)MBS

 住宅に囲まれた旗竿地は暗いイメージがあるが、家の中に入ると22帖の明るいリビングダイニングキッチンが広がる。キッチンの向かいには「空中縁側」があり、目の前が小学校の校庭なので、旗竿地とは思えない視線が抜けた眺望が広がっている。

22帖の明るいリビングダイニングキッチン (C)MBS

 東京都内の賃貸マンションで暮らしていた夫妻は、子宝に恵まれたのを機にマイホームを計画。「縁側がある家」という妻の理想を求めて土地を探したが、予算と折り合いがつかず難航していた。最後の候補が、通勤圏内の横浜にあった擁壁のある変形の旗竿地。図面で見ると三重苦だったが、実際に足を運んでみた夫妻は景色に一目惚れ。擁壁を含む縁石の先まで敷地に含まれていたため、擁壁の斜面上も建築可能範囲だった。そこで敷地ギリギリまで梁をせり出し、宙に浮く形で縁側を作った。

宙に浮く形で作った、眺望抜群の「空中縁側」 (C)MBS

 外に飛び出た15本の梁は「挟み梁」という2本の梁を組み合わせた工法が使われている。1本では太い梁になってしまうが、2本にすることで細くても力を分散させることができる。その結果、空中縁側も部屋の中と変わらない強度をクリア。今後はまだ空いている梁の上にスペースを拡張していくことも考えている。

 空中縁側は外側の建具を閉めることができるので、人の目を気にせずくつろいだり、プール遊びや散髪、ゴルフのパター練習にもぴったり。中でも妻お気に入りの使い方が、向かいの小学校の運動会の応援。練習の様子から楽しんでいるとか。

 6帖の広々とした対面キッチンは、長さ3.6メートル、奥行き80センチの大きなカウンターを特注。前面はすべて収納スペースで、縁側がある開口部には物を置けないため、文房具や書類などキッチン用品以外も収納している。

6帖の広々とした対面キッチン (C)MBS

 4.5帖のリビングは家族のくつろぎの空間。プロジェクターを設置し、真っ白の壁をスクリーンにしている。存在感のあるソファーはフランスのリーン・ロゼ社の「ロゼトーゴ」。ウレタン製の軽さも魅力で、縁側にも持ち運んで使っている。

縁側にも持ち出せるソファーがあるリビング (C)MBS

 2階には約4.5帖の個室が4つ。スライドの建具で区切っているので、将来的に子どもが家を出て使わなくなった後は主寝室を広くするなど、家族の生活スタイルに合わせて部屋を変えられるようになっている。

家族の生活スタイルに合わせて部屋が変えられる2階 (C)MBS

 三重苦を乗り越え、手に入れた縁側と眺望。実際に生活してみると、妻は「最高です」とひとこと。一方で夫も、今後も梁を活用して使い方が広がりそうな家に「住んでからも、まだ“家をこうしたい”みたいに考えられるのはすごい幸せだなと思いますね」と語る。

《ハララ書房》
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