NECは、無線LAN対応ルータ「WARPSTAR」「WARPSTARΣ」シリーズ用の最新ファームウェアの提供を開始した。対象モデルは、Aterm WB65DSL、WB55TL、WB45RL、WL50T、WB50T、WL30A、WL20R、WB20Rの計8製品。
9月4日より5GHz帯を使ったIEEE802.11a準拠の屋外接続実験を実施してきたスピードネットが、実験のようすを公開するとともに、屋外5GHz帯サービスに関して技術面でのめどをつけたことを明らかにした。スピードネットは年内予定で5GHz帯を使った54Mbpsの実験を続ける。
住友商事とワールドアクセルは、VPNとVoIPを組み合わせて、大幅に通信コストを削減しつつも音声通話品質を向上させるVoIP用リダイレクトサーバ「Net Passer」を共同開発した。
コレガは、超小型のブロードバンドルータ「corega BAR mini」を発売した。W87mm×D86.7mm×H24mmと手のひらサイズながら、2ポートのLAN側イーサネットポートを備えている。
DDIポケットのAirH”サービスに対応したコンパクトフラッシュTypeIIサイズのPHS端末「AH-N401C」が発売された。二つのアンテナが使い分けられるのが特徴で、着脱可能な可動アンテナと内蔵アンテナを、電波状態や使用機器に応じて選択できる。
早稲田大学は、理工学部にあらたに情報セキュリティ講座を開設すると発表した。学部生向けのもので、情報セキュリティ分野の人材育成が目的。今後、大学院生およびインターネット遠隔授業などでも順次開講する予定。
インターリンクは、首都圏エリアを中心に提供してきた固定IPアドレスサービスのZOOTを全国展開する。ZOOTはフレッツサービス上でIPアドレス1つを固定するもので、ZOOTサービスはフレッツISDNが月額1,000円、Bフレッツとフレッツ・ADSL対応が月額2,000円が最大の売り。
マイクロソフトは、Windowsに二つの脆弱性があると発表した。ひとつはWindowsのHTMLヘルプ機能に関係するActiveXコントロールにあるもの、もうひとつはWindowsXPなどに搭載されている圧縮フォルダ機能(ZIPファイルをフォルダとして扱う機能)にあるものだ。
ISAOは、メルコの主宰する「FREESPOT協議会」に、協賛企業として参加したと発表した。ISAOは、この協議会参加により、FREESPOT設置店舗に対してブロードバンド接続の提供を行う計画。
シマンテックは、ワーム型ウイルスBugbearの感染がさらに広まっていることに対し、危険度レベルの引き上げと同社ウェブサイトでの注意喚起の強化を行っている。
トレンドマイクロは、2002年9月度のウイルス感染被害レポートを公表した。それによると、もっとも被害および発見件数が多かったのはWORM_KLEZ(クレズ)の1,750件。KLEZについては、7月が1,999件、8月が1,561件ということで順調に減少していたが、9月になって若干の増加となっている。
シマンテックと三井物産は、日本ユニシス情報システムと提携し、同社が運営するISP「U-netSURF」の会員向けにメールウィルスチェックサービスの提供を開始した。
IBMは、セキュリティ管理ソフトウェアの最新バージョン「Tivoli Risk Manager 4.1」を10月18日より発売すると発表した。新機能として、クライアントシステムなどの障害の可能性を自動的に検出・報告する「heartbeat」や、サードパーティのセキュリティ管理ソフトウェアとの統合などが利用できるようになった。
メルコは、同社ルータ製品3シリーズの最新ファームウェアをリリースした。対象となるのは、ブロードバンドルータ「BLR-TX4/BLR2-TX4」、無線LAN機能付きブロードバンドルータ「WLAR-L11-L/WLAR-L11G-L」、そしてFREESPOT仕様アクセスポイント「WLAR-L11G-L-FS」。
日本通信は、PHSベースの定額通信サービス「bモバイル・プリペイドサービス」に、あらたにリモートPCに接続する機能とパッケージした「AnyWhereMobileオフィス with 使い放題モバイル通信」サービスの提供を開始する。
JANISネットワーク(長野県・ADSL)が、下り最大速度12Mbpsの「12メガーコース」の提供を開始した。まず、丸子有線放送の依田局でサービス開始、10月下旬にはNTT須坂局がサービス開始する予定になったいる
プラネックスコミュニケーションズは、無線LAN対応のブロードバンドルータ「BLW-03FA」向けの最新ファームウェア Ver.2.07Eの配布を開始した。新ファームでは、UPnPに対応したほか、無線LANのMACアドレスフィルタリングが利用できるようになった。
沖電気は、VoIPゲートウェイ製品として、あらたにADSLモデムを内蔵したVoIPルータ「VR11A-C」を発売する。VoIPのプロトコルとしてSIPを採用し、大規模なVoIP網の構築に使用できるという。
10月19日に販売開始されるソニーの新型クリエを使った体験プロモーションが、Yahoo! BBモバイルの無料試験サービスを実施しているマクドナルド(3店舗)とYahoo! Cafe(4店舗)で展開される。
三菱電機は、ネット家電向けに電力線モデムを内蔵した16ビットマイコン「M306S」を開発、2003年1月よりサンプル出荷を開始すると発表した。三菱電機のM16Cマイコンに、ITRAN社の電力線モデム「IT800」を内蔵したもの。
総務省 東北総合通信局は、秋田県矢島町におけるFTTH網整備事業に対し、1億1,878万3千円の補助金交付を決定したと発表した。平成14年度より新たに設けられた「地域情報交流基盤整備モデル事業(加入者系光ファイバ網設備)」によるもの。
アンチウイルスベンダ各社は、Windowsのネットワークファイル共有を使って感染を広める「W32.Opaserv.Worm(シマンテック名称。別名:W32/Opaserv-A、WORM_OPASOFT.Aなど)」の感染被害が多く寄せられていることを受け、危険度レベルを引き上げて警戒を促している。
シマンテックなどアンチウイルスベンダ各社は、ワーム型ウイルスBugbearの感染が拡大しているとして、警告レベルのアップなどをおこなっている。9月30日頃に発見され、ベンダによりW32.Bugbear@mm、WORM_BUGBEAR.Aなどと呼ばれるこのウイルスは、発病すると自分自身をメールで大量送信するほか、アンチウイルスソフトやファイアウォールソフトを停止させようとする。
シマンテックは、2002年9月のウイルス感染被害ランキングを公表した。それによると、9月に国内でもっとも被害件数が多かったのはW32.Klez(クレズ)の1,190件。他のウイルスより多いながらも、一貫して減少している。9月については、国内外とも新発見のウイルスが流行することもなく、上位の中での小動きといったところ。