シマンテックは、ワーム型ウイルスBugbearの感染がさらに広まっていることに対し、危険度レベルの引き上げと同社ウェブサイトでの注意喚起の強化を行っている。 危険度レベルは現在4で、これは同社の5段階表現の中で、最悪(5)の一歩手前ということになる。ちなみに、「危険度レベル5」は出現当初のMelissa.Aが該当する。 このBugbearウイルスは、IEのセキュリティホールを使ってメールのプレビューだけで発病するタイプで、発病すると自分自身をメールで大量送信するほか、共有フォルダを使って感染を広げる、セキュリティソフトを停止させる、バックドアを開くといった動作をする。セキュリティホールの修正やアンチウイルスソフトの利用など、対策をきちんと行っておこう。