東京急行電鉄株は15日、駅構内カメラ画像の配信サービス「駅視-vision(エキシビジョン)」を10月上旬から開始することを発表した。 駅構内に設置されているカメラの映像を元にして、利用客がスマートフォン通じて混雑状況などを確認できるようになる。 プライバシーに配慮して、配信される画像は、日立製作所が開発した画像データの加工技術を活用。駅構内の背景画像はそのままに、人物が映っている部分には、移動速度や移動方向を検出しながらアイコン画像を重ねていくという形となる。また、画像加工に関しては、外部からアクセスできないシステム内で行い、過去データも一定間隔で上書きを行っていくことで、セキュリティ面も配慮している。 なお、10月上旬から東急線の60駅で開始し、東急線アプリ内で配信する。年内にはイッツ・コミュニケーションズとケーブルテレビ品川が提供するテレビ自動お知らせサービス「テレビ・プッシュ」での配信も開始。2018年度初頭までには東急線全85駅に拡大することを予定しているそうだ(こどもの国線、世田谷線を除く)>>Amazonギフト券10,000円分が当たる!「ホームセキュリティアワード」投票受付中<<