イッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)は、テレビ自動お知らせサービス「イッツコム テレビ・プッシュ」に配信する東急線情報の一つとして、東急線駅構内カメラ画像配信サービス「駅視-vision」を5日より正式導入すると発表した。 「駅視-vision」は東急電鉄が提供する、カメラ映像をもとに駅構内の様子をリアルタイムに確認することができるサービス。事故や遅延が発生した際の駅の混雑状況を、視覚的にわかりやすく確認することができる。 また「イッツコム テレビ・プッシュ」は、テレビにインターネット接続された専用端末をつなぐだけで、緊急地震速報や気象災害情報などの防災情報や、降雨アラーム、電車の運行、PM2.5などの生活情報をプッシュ配信するサービスだ。 まずは二子玉川駅や武蔵小杉駅など東急線60駅の「駅視-vision」を導入。その後は東急電鉄と連携しながら順次対象駅を広げ、2018年度初頭までに東急線全駅(こどもの国線、世田谷線を除く)に拡大していく。なお配信画像はプライバシーに配慮し、日立製作所が開発した画像データ加工技術を用いて個人を特定できない形で配信される。 「イッツコム テレビ・プッシュ」の利用料金は、すでにイッツコムのサービスを利用している場合は月額650円、単体で利用する場合は950円。これにIPボックス(専用端末)のレンタル料金月額500円または購入費用9,800円を合わせた額となる(価格はいずれも税別)。