Siriでの操作は、例えば「照明を点けて」「すべての照明をオフ」という音声コマンドでオン・オフを切り替えられる。シーンをSiriで選択することもできて「ランプを“夕焼け”に変えて」などのコマンドを発声して操作できるが、ユーザーがカスタマイズしたシーンの場合、名称が複雑だったり長いセンテンスだったりするとうまく反応しないことがあった。 またHey Siriの機能と一緒に使えば、例えばキッチンで料理しながらダイニングの照明を点けたいときに手が塞がっていてもハンズフリーで操作できるので便利だ。また廊下の照明は、壁スイッチでは両方一緒にオン・オフしかできないのだが、これを片方ずつ明るさを変えたりできるので省エネにもなる。タイマーをセットしておいて、出かけた後で消灯するという使い方にも対応している。 ライトレシピの色は「やる気を出す」を選択するとかなり部屋の明かりが青く感じられるので、普段は黄色っぽい灯りで過ごしている筆者としては何となく落ち着かなかった。暖色系の「くつろぐ」を選んで、長い時間灯りの下にいると心なしかリラックスして本を読んだり仕事もできた。「なぜ青い光がやる気を引き出すのか?」など、うんちくもアプリのメニューに収録されているとその設定を選ぶ動機にもなるし、実際に“やる気”も沸いてきて楽しそうだ。 Hueシリーズ単体でも部屋の照明が遊べて楽しいし、省エネにもなりそうな実感があった。寝る前にHue対応ランプの照明をSiriで一斉に消灯したり、便利な使い方も工夫次第でいろいろ広がる。あとはこれから近い将来に充実していくであろう、アップルのHomeKit対応の家電製品と組み合わせてどんなスマートな住環境がつくれるのか、その可能性にも期待が広がる。協力:フィリップス ライティング ジャパン
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