俳優のアン・ヒョソプがNetflixアニメーション『K-POP デーモン・ハンターズ』(原題)に主人公にキャスティングされた。
本作は、世界的ヒットを記録した『スパイダーマン:スパイダーバース』を手がけたソニー・ピクチャーズ・アニメーションが参加するハイブリッド・アクションミュージカルアニメ。K-コンテンツの世界進出をけん引する注目プロジェクトとして期待されている。

内容としては、K-POPガールズグループがステージの外では悪魔を狩る“デーモンハンター”として活動するという、二重生活を描くファンタジー作品。超自然的なスリルとエモーショナルなストーリー、そしてK-POPを融合させた新感覚アニメとなっている。
アン・ヒョソプは、物語の中心人物であるボーイズグループのリーダー“ジヌ”役を演じる。全編英語のセリフをこなすほか、声だけで感情を表現する高度な演技にも挑戦した。制作陣は「アン・ヒョソプの新たな可能性を示す挑戦」とコメントしている。

監督は韓国系クリエイターのマギー・カンと、『ウィッシュ・ドラゴン』のクリス・アッペルハンスが共同で務める。6月20日にNetflixを通じて世界190カ国以上で同時配信される予定だ。
◇アン・ヒョソプ プロフィール
1995年4月17日生まれ。本名ポール・アン。7歳のときにカナダに移住。高校生の時、JYPの関係者にスカウトされ、オーディションに合格。17歳で単身韓国に渡った。3年ほどJYPで練習生生活を送った後、現事務所である「Starhausエンターテインメント」に移籍。本格的に俳優業を開始して2015年、ドラマ『ポンダンポンダン 王様の恋』でデビューした。その後は『30だけど17です』『トップマネジメント』などの作品に出演。2019年のドラマ『アビス』でミニシリーズドラマ初主演。2022年のドラマ『社内お見合い』は日本でも多くの反響が寄せられた。