Hueのセットアップは、宅内のルーターなどの通信機器にHueブリッジをLANケーブルで接続し、LEDランプを宅内照明器具用のスクリュー型ソケットに装着する。口金のサイズはE26になるので、備え付けのソケットのサイズが合わない場合は変換アダプターなどを使用する。各LEDランプとブリッジとの間は近接無線規格のZigBee Light Linkで結ばれる。操作の遅延は感じられなかった。ブリッジとランプの距離は最大30mぐらいまで離して設置ができるという。モバイル機器には純正の「Hue」アプリをインストールする。今回はiPhone 5sでSiriによるコントロールなどを試してみた。なお最新のiOSデバイスならウェイクアップもハンズフリー操作ができるHey Siriが使えるし、Apple Watchによる操作にもHueは対応している。ランプ本体は防水対応になっていないため、風呂場に設置はできないので注意したい。 ダイニングキッチンの吊り下げ灯に1台、廊下に2台のHue LEDランプを設置してみた。アプリからは3台のランプの明るさや色を個別に制御できる。表現できる色彩のバリエーションは1,600万色と実に豊富で、カラーパレットの画面、またはスマホに保存した写真をサンプルにしながら1台ずつ色をピックアップして好みに合わせて変えられる。ただ「白」と「とても淡いブルー」の違いがランプ1台だけではっきりと表れるかと言えば微妙なところで、一部屋に設置したランプの数や、部屋の壁紙の色などにも左右されるところもある。明快に「赤」「青」「黄色」といった具合でなければ1,600万色の選択肢があっても目では認識しきれないように感じた。 ランプの色はプリセットされている“ライトレシピ”のなかから「本を読む」「やる気を出す」「集中する」などを選択することもできる。ユーザーが色合いや明るさをカスタマイズした照明色を“シーン”として登録して、繰り返し使うことも可能だ。
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