飲酒ひき逃げの罪で、一審で実刑判決を受けた歌手キム・ホジュンに対する控訴審の判決が、本日(4月25日)言い渡される。
ソウル中央地裁・刑事控訴5-3部は同日、特定犯罪加重処罰法違反(危険運転致傷)などの罪で起訴された、キム・ホジュンの控訴審判決期日を開く。
キム・ホジュンは昨年5月9日、ソウル・江南(カンナム)区・狎鴎亭(アックジョン)洞のある道路で飲酒運転し、対向車線に停車していたタクシーに衝突後、そのまま逃走した疑いが持たれている。事故後、マネージャーが代わりに自首したが、キム・ホジュンは約17時間後に警察へ出頭し、自身が運転していたことを認めた。このため、危険運転致傷・逃走致傷(特定犯罪加重処罰法)、事故後未措置(道路交通法)、犯人隠避教唆の罪で拘束・起訴された。
キム・ホジュンは飲酒を認めていたが、「飲酒運転」の罪状そのものは起訴内容に含まれなかった。というのも、キム・ホジュンは事故後、即座に出頭せず、意図的に酒を飲み、事故時の飲酒を曖昧にする手口を用いたとされているためだ。

その後、昨年11月13日に行われた一審判決では、懲役2年6カ月が言い渡された。これを不服とし、キム・ホジュン側は即時控訴。検察側も量刑が不当だとして控訴していた。
控訴審では、キム・ホジュンが減刑を求めて反省文を提出。第2回の公判を前に100枚近い反省文を提出しており、今回の判決期日にも30枚以上を追加で提出したことが伝えられている。
なお3月に開かれた公判でキム・ホジュンは、最終陳述として「ソウル拘置所に収監されていた間、自分の過ちと向き合い、真摯に反省する努力をしてきました」とし、「自ら犯した罪は一生消えることはありませんが、この出来事をきっかけに、これまでとは違う新しい人生を歩んでいきたい」と語っていた。
(記事提供=OSEN)