そんな時に使いたいのが翻訳機「POCKETALK(ポケトーク)」。巷では「使えると!」と話題ですが、どれほど便利なのでしょうか。
今回、最新版の「ポケトークW」を使ってその威力を調べてみることにしました。
■めっちゃ簡単!「ポケトーク」の使い方
まずは「ポケトーク」の使い方をレクチャー。
商品は箱から取り出しましょう。

(1)USBで充電をする

充電をしましょう。
コンセントに差し込んで充電する場合は別途、市販のUSB充電器が必要になります。
(2)電源を入れる

本体の右横にあるボタンが電源ボタンです。4秒以上、押し続けると電源のオン・オフができます。
(3)喋る言語を選択する

自分の喋る言語(つまり日本語)を選択しましょう。自分の言語は左側、相手の言語は右側となります。

喋る時は左ボタンを押しっぱなしにしたまま喋ってください。
海外の方が喋る時は右ボタンを押したまま喋ってもらいましょう。
なお最新版の「ポケトークW」の本体のみ購入の場合は24,880円+税、グローバル通信2年付きにすると29,880円+税です。
基本的にインターネット接続がマストなため、テザリング、Wi-Fiの接続、専用のグローバルSIMのどれかを利用してください。
■ネパール人と「日本語⇔ネパール語」で会話ができた!
ポケトークを使って海外の方と会話をしてみたいと思います。
今回、ご協力いただいたのはネパールからやってきたルパ・スレスタさん。

えっ、ネパール?
ネパール語は入っているのだろうか、と心配していたところ…

あった!
74言語に対応しているそう。
す、すごい。
しかもアメリカ英語、イギリス英語、インド英語にオーストラリア英語、と国によって「英語」の選択もできる! そういえばアメリカでは「休暇」のことを“vacation”、イギリスでは“holiday”と単語が違うんだよな~。

ではさっそくルパさんとトークを。

筆者(日本語)「ご飯食べましたか」

ルパさん(ネパール語)「食事をする」
どうやら「これから食事をします」と言いたかったようです。でも言いたいことは分かります。

ルパさん(ネパール語)「あなたはどこで食べますか?」

筆者(日本語)「新宿駅で食べます」

ちゃんと会話ができている!
まるで、ドラえもんの秘密道具「ほんやくコンニャク」みたい。
なお言語によっては日本語から外国語に翻訳したものを「ポケトーク」が音声出力してくれますが、ネパール語は対応しておりませんでした。
ルパさんによると「ネパール語の文法はちょっと変ですが、言いたいことは分かります」とのこと。
難しい単語も翻訳してくれるかどうか調べるため、ルカさんにクイズを出しました。
筆者「ルパさん、このネパール語は分かりますか?」

ルパさん「分かります! 役所ってことですよね?」

ピンポーン! 正解です。答えは「東京都特許許可局」でした。
「ポケトーク」優秀すぎる。
ルカさんに感想を聞いたところ
「これを使えば色んな国の方とコミュニケーションが取れそう! 旅行先に持っていきたいです」とのこと。
これなら海外で現地の言葉が分からなくっても安心ですね。
ドラえもんもびっくりのハイスペック翻訳機「ポケトーク」を一度、お試しあれ!