NTTドコモ、韓シストラン、フュートレックの3社は29日、機械翻訳技術の開発およびサービス提供を行うための合弁会社「株式会社みらい翻訳」の設立について、合弁契約を締結した。2014年10月に設立の予定。 「はなして翻訳」のサービス提供実績を持つドコモ、翻訳ソフトウェア業界最大手のシストラン、音声認識・翻訳システムの開発に豊富な実績を持つフュートレックが協力し、“世界最高レベルの機械翻訳精度”を目指すという。具体的には、日常生活の利用シーンで買物、観光、交通等の翻訳サービスや、ビジネスの利用シーンで法律、教育等、専門分野の同時通訳や社内文書の翻訳サービスを展開する。 英語、中国語、韓国語を中心に事業を始め、将来的にはベトナム語、タイ語、インドネシア語等の言語も対象に、ソフトウェアやサービスを提供する計画だ。 「みらい翻訳」の資本金は9億9,000万円、従業員数は15名程度。ドコモが51.0%、シストランが30.0%、フュートレックが19.0%を出資する。