2014年3月期の業績によってという条件がつくのは、2009年の出資時にTTSL、タタグループの持ち株会社であるTata Sons Limitedの3者で合意した協定にこのオプションが含まれているからだ。その期日にオプション行使を決議したというわけだ。なお、オプションでは、所定の業績を達成できなかった場合、ドコモは、Tata Sons Limitedに対して、株の取得価格の50%、または公正価格のうち高い値段で売却する仲介を要求できる。TTSLの会計報告はまだされていないが、正式に報告がなされた段階で取得価格の50%で売却を進めるオプションを行使することになるという。