トヨタ自動車は11月8日、2016年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。それによると、売上高13兆0705億円(前年同期比-7.2%)、営業利益1兆1168億円(-29.5%)、税引前純利益は1兆1765億円(-29.8%)、純利益は9461億円(-24.8%)。第2四半期としては、5年ぶりの減収減益となった。第2四半期連結累計期間における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、436万3000台(+2.0%)。日本での販売台数は107万8000台(+9.6%)、海外は328万5000台(-0.3%)だった。営業利益の増益要因は、原価改善の努力が2200億円、営業面の努力が2050億円。一方、減益要因として、為替変動の影響が5650億円、諸経費の増加ほかが2250億円、その他の要因が1015億円あった。通期連結業績見通しは、想定為替レートを1米ドル103円、1ユーロ114円とそれぞれ1円円安とし、上方修正。営業利益1兆7000億円(前回予想比+1000億円)、税引前純利益1兆9000億円(+1200億円)、純利益1兆5500億円(+1000億円)とした。売上高は前回予想の26兆円を据え置いた。