クアルコムの100%子会社、クアルコム・テクノロジーは4日、「Snapdragon 400」シリーズプロセッサについて、3G/4G LTEのマルチモードに対応するクアッドコアCPUを搭載した新型「8926」形式を発表した。 量産スマートフォン向けのデュアルまたはクアッドコアCPUとして、「Snapdragon 400(8926)」は初めての3G/4G LTEマルチモード対応となる。さらに、TD-SCDMA、HSPA+(42Mbpsまで)、複数SIM対応といった、中国をはじめとする振興市場向けに重要な機能を採用した。 クアルコム・テクノロジーの取締役副社長で、クアルコム・モバイル&コンピューティング社長のクリスティアーノ・アモンは「新型『Snapdragon 400(8926)』によって、振興市場は、2G、3G技術を維持しながら3G/4G LTEマルチモードに移行することができる。量販機種から中級機種まで、幅広いレンジのスマートフォンを開発できる」と、説明する。 「Snapdragon 400(8926)」プロセッサは2013年遅くから市場に投入される。