4Gスマートフォンなどの通信速度が、今後数か月のうちに、大きく向上するみこみとなった。情報通信審議会による「第4世代移動通信システム(LTE-Advanced)等の高度化に関する技術的条件」の一部答申を受け、総務省が関係規定の整備等を進めることを、24日に明らかにした。 「第4世代移動通信システム(LTE-Advanced)等の高度化に関する技術的条件」の答申では、「キャリアアグリゲーション」(上り)について規定不要とすること、基地局の変調方式(搬送波)について新たに「256QAM」を追加すること、中継方式において周波数変換を可能とすることなどが、盛り込まれた。 これにより、上がり速度が、最大で2倍まで現在より向上する。また、基地局の変調方式に、従来のBPSK/QPSK/16QAM/64QAに加え、256QAMが追加されることで、下り通信速度も向上する。 新技術の利用には対応機種が必要なため、今後規定が整い次第、キャリア各社が対応機種を投入し利用可能となる。そのため、夏の新機種以降となる見込みだ。 なお、あわせて「広帯域移動無線アクセスシステムの高度化に関する技術的条件」も一部答申がされており、こちらでは、TDD-2.5GHx帯のWiMAX(3GPP参照規格)およびXGPについて同様の見直しが行われている。
処理性能、AI機能も進化!「Google Pixel 9」「Google Pixel 9 Pro XL」 2024年8月23日 Google Pixel 9とPixel 9 Pro XLが登場。AI機能や処理性能が向…