ピクセラは12日、移動無線センター(MRC)の次世代自営無線システム「PS-LTE」の実証実験において提供されるLTEネットワークサービスを使い、ピクセラの家庭用IoTサービス「Conteホームサービス」の接続検証を行うことを発表した。 公共安全(Public Safety:PS)分野と言われる警察無線や消防無線など現行の自営無線システムは、音声通信を主な目的としていることもあり、いまだアナログ方式や狭帯域のデジタル方式が使用されている。 しかし近年では、災害現場や救急現場からの映像送信等が求められるようになり、ネットワークの高速化と帯域増強が強く求められている。これを受け、公共安全ネットワークにLTE通信方式を適用し、整備と普及が世界的な規模で推進されつつあるのが「PS-LTE」となる。 今回の検証では、ピクセラのIoTセンサーゲートウェイに、IoT機器向けのLTE通信規格である「カテゴリー1」に対応したLTEチップセット(Altair Semiconductor社製)を搭載し、MRCのLTE基地局とのPS-LTE通信経路を確立する接続検証を行う。 つぎにこの通信経路を介して、インターネット上に存在するピクセラのIoTサーバとスマートフォン端末アプリ「Conteホームアプリ」をIoTセンサーネットワークと相互接続し、「Conteホームサービス」の包括的な動作検証を行う。 この検証により、ネットワークインフラとして一般公衆LTEネットワーク以上の強靭性を期待できるPS-LTEとのコネクティビティを確立し、災害発生時における見守りサービスの堅牢性の向上を図る。 実証実験の実施期間は12月13日~15日、場所は一般財団法人移動無線センター(東京都新宿区)。