富士フイルムは13日、スマートフォンやタブレット端末用アプリ開発者に向けた「Photo Product Partner Program」をフォリオと共同で構築したことを発表した。 「Photo Product Partner Program」は、アプリ開発者が開発する写真関連アプリと富士フイルムのプリントシステムをつなぎ、アプリをとおしてフォトブックやポストカードなどのプリント商品を注文可能にするプログラムとなっている。富士フイルムのプリントシステムとの連携を可能にするSDKを、フォリオ社を通じてアプリ開発者に無償で提供する。 アプリ開発者はこのSDKの使用により、プリント商品を発注するためのインターフェースが設けられたオリジナルの写真関連アプリを容易に開発することが可能になる。さらに、本SDKを組み込んだアプリから注文された商品の収益の一部は、フォリオ社をとおしてアプリ開発者に支払われる。アプリの利用者は、撮影したお気に入りの画像をオリジナルの写真グッズにして残すといったことが可能となる。 今後、クローズドベータ版ソフトウエア開発キット(SDK)の提供を進め、年内に正式版SDKとして一般公開する予定とのこと。
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