Facebookが毎年開催している開発者向けカンファレンス「F8」。今年は米国時間4月12日よりサンフランシスコにて開催され、1日めに、さまざまな新機能の投入が発表された。 基調講演にはFacebook創設者兼CEOのマーク・ザッカーバーグ氏が登壇。今後10年間につながるFacebookの技術ビジョンについて騙った。そのほかにも、開発者プラットフォーム担当のデボラ・リウ氏、戦略パートナー担当ディレクターのイメ・アーチボン氏、最高製品責任者であるクリス・コックス氏らが登壇した。 「F8」では主に、以下のような新技術が発表された。いくつかはすでに利用可能となっている。・ライブ動画のためのAPI(Live API)・Messenger向けボット作成機能(Bots for Messenger)・360度撮影可能な3Dカメラ「Facebookサラウンド360」・プロフィール動画を簡単に作成できる「プロフィール作成キット」・開発環境シミュレーターと利用者インサイト・アプリ開発者向けのログイン機能開発キット(Account Kit) そのほか、アプリやサイトのコンテンツをFacebookの友達とシェアできる「引用付きシェア」が公開された。各アプリやサイトが「シェアダイアログツール」を導入することで利用できる。また、ウェブページ上から簡単に文章をシェアできるボタンも用意される。 また、Facebook外のサイトにある記事、商品や動画などを自分用に保存できる「保存ボタン」も今後実装予定。日本からもメルカリ、楽天が参画しているという。