リコーは20日、雑誌などの紙媒体の任意の位置をiPhone/iPod touch/iPadで撮影するだけで、撮影対象に関連したさまざまなデジタルコンテンツやサービスへのリンク先情報を表示するアプリ「RICOH TAMAGO Clicker」を公開した。 「RICOH TAMAGO」は、ビジネスの“たまご”となるような世の中に役立つソリューションを開発して投入し、ビジネスにつなげていくことをコンセプトとした取り組み。第1弾としてiPadアプリ「RICOH TAMAGO Presenter」が公開されている。「RICOH TAMAGO Clicker」では、印刷物の対象のページを撮影するだけで、動画や音声などのマルチメディア情報、関連情報やeコマースなどのWebサイト、SNSページなどが表示される。地図や電話、EメールなどiPhone/iPod touch/iPad内の機能と連携することも可能。 元となる紙面には、二次元バーコードなどの埋め込みは不要で、リコーの研究開発子会社であるリコーイノベーションズインク(米国カリフォルニア州シリコンバレー)が開発したリコービジュアルサーチ(RVS)の画像認識技術が活用されている。写真やテキストなどさまざまなコンテンツを含む紙媒体において、ページ内の位置まで瞬時に認識、特定できるという。 1つのリンク領域に対して最大6つまで関連リンクを埋め込むことが可能な他、配信する関連リンクの追加や変更も随時可能。撮影した画像データの照合や、関連情報の配信は、リコーが試験運用するクラウドサービス「Clickable Paper」から行われる。 なお具体的事例としては、2月23日に発売される「AERA English」(2012年4月号、朝日新聞出版)にて試験的に採用されているとのこと。既刊の2012年2月号、3月号においても対応しており、20日から利用可能となっている。
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