シャープは26日、電子書籍フォーマット「XMDF」に関する情報提供サイト「XMDF情報スクエア」(www.xmdf.jp)を開設した。XMDF形式の電子コンテンツが制作できるソフト「XMDFビルダー」の新バージョンなどの無償提供も開始する。 「XMDF」は、2001年にシャープが開発した、電子書籍向けのフォーマット。XMDF情報スクエアでは、商用販売を目的とした出版社や電子書籍制作会社などの企業向けに、XMDF制作ソフトウェアとさまざまな情報を提供する。具体的には、「XMDFビルダー」のマニュアル、Q&A、作成ガイドやXMDFフォーマット仕様など、電子コンテンツの制作に必要な情報を掲載する。またサポート情報なども随時更新する予定。 今回提供されるツールは、「XMDFビルダー3」「Hybridコンバータ」「確認用PCビューア」の3種。「XMDFビルダー3」は、リフロー型コンテンツを編集/作成するための編集ツール。最新のバージョンのXMDFコンテンツを編集できるほか、従来のXMDF(XMDF 2.x)の編集・作成も可能。「Hybridコンバータ」は、イメージ型およびハイブリッド型のコンテンツを編集/作成するための編集ツール。コンテンツの素材データとなるPDFファイルとテキストファイルを準備すれば、後は簡単な設定をするだけでイメージ型/ハイブリッド型のコンテンツを自動作成できる。「確認用PCビューア」は、XMDFビルダーやHybridコンバータで作成したコンテンツをPC上で確認するためのツール。査読用にメモを残せる他、画面サイズやXMDFビューアのパラメータを変更して表示できる。
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