「WIRELESS JAPAN 2009」の会場では、UQ WiMAXも積極的な展示を行っていた。6月のInteropでも同様の製品展示や体験コーナーなどを設けてアピールしていたが、今回は対応製品が追加されていた。目を引いたのは、PC以外への応用製品だ。まずNECアクセステクニカのUSBドングル、Aterm WM3200Uは、スマートフォンや組込み機器対応を意識した製品で、Linux搭載(Moblin)のPDAに接続する展示が行われていた。また、住友電工ネットワークスは、組込み機器用の通信モジュールを展示していた。コンシューマ向けのPCやPDAではなく、産業用機器や制御・モニタネットワークシステムの通信インフラにWiMAXを応用するためのモジュールだ。