「ケーブルテレビショー2009」でフジクラは、地域WiMAXソリューションの1つとしてタニザワ製のユーティリティヘルメット「Uメット」を参考出展していた。 「Uメット」は、ケーブルレス・オールインワン構造のヘルメット型通信機器で、防護帽として厚生労働省式検定(飛来・落下物用)/墜落時保護用)を取得した製品だ。ヘルメットで作業者の頭を守りながら、現場にいる作業者と本部などにいる管理者を通信でつなぎ、映像・音声・警報・位置情報などの共有が行えるというもの。作業者が万が一、転倒した場合には、管理者に通報する「倒れセンサー」といった機能もある。 現在、通信方式はWi-FiとHSDPAに対応しているが、Wi-Fiのアクセスポイントに比べ基地局のカバーエリアが広く、HSDPAに比べアップロードが高速なWiMAXに対応させることで利便性が向上するとして、地域WiMAXでの利用を提案していた。