「t5730w」は、9Wの低消費電力ながら高いパフォーマンスを発揮するAMD Sempron 2100+プロセッサを搭載。無線LAN内蔵モデルも準備している。Windows Embedded Standard 正規版を2GBフラッシュメモリに格納。従来のサーバーベースドコンピューティングやブレードPC、ワークステーションブレード用の端末としてだけではなく、Webブラウザ、メディアプレイヤーを備え、スタンドアローン環境でのインターネット端末としても利用できる。付属の運用管理ツールAltiris Deployment Solution、HP Device Managerにより、シンクライアントのイメージ配布、パッチ適用、システム設定の変更などを集中管理することが可能。「t5630w」は、優れた消費電力対性能を持つCPU、VIA Eden 1GHzを採用し、高いコストパフォーマンスを実現。シンクライアントとして必要十分な機能と性能を備えたスタンダードモデルだ。上位モデルと共通のOS「Windows Embedded Standard 正規版」を搭載。デスクトップの仮想化を実現する各種ソフトウェアに対応した。
両製品とも共通OSとして最新のMicrosoft Windows Embedded Standardが搭載されているほか、Citrix ICA 11.0、VMware View 3.0など、デスクトップ仮想化を実現する最新のソフトウェアがプリインストールされている。また、ブラウザやPDF Viewer、ターミナルエミュレーションソフトなどまで搭載し、幅広い用途にカスタマイズ可能なシンクライアントとなっている。