NECは5日、社外インターネットから安全に社内システムへの接続を実現するリモートアクセスVPNソフトウェアにおいて、あらたに仮想化環境に対応した「SecureBranch VM-Edition」の販売を開始した。 「SecureBranch VM-Edition」は、簡単・安全に社内システムへの接続を実現するソフトウェア。VPNソフトウェアとして、(1)ユーザと端末の両方を認証、(2)既存セキュリティやネットワーク環境の変更不要、(3)持ち出しPCのセキュリティ対策、(4)シンクライアントシステムとの連携などの特長を有しており、これらの機能をOSとともにパッケージ(仮想アプライアンス)化した。VMware社のハイパーバイザー型仮想化環境「VMware ESXi/VMware ESX」上で動作する。仮想アプライアンス化することで、短期間での導入、ハードウェアリソースの有効活用が可能となっており、サーバ統合への対応、データセンタのバーチャルホスティング(クラウド)対応などに最適化されているとのこと。1台の物理サーバに複数の仮想アプライアンスを統合することも可能。製品の希望小売価格は29万円〜(税別)で、出荷開始は3月2日より。