総務省は18日、電気通信事業者からの報告を受け、2007年9月末時点での契約者数について発表した。 総務省によれば、ブロードバンド契約数は2,776万件で、同年6月末の集計から56万件の増加となっている。このうちFTTHの契約数は1,052万件となり、集計以来初の1,000万件を越えた。前回の6月末からは82万件の増加だ。ブロードバンド全体:27,763,087件FTTH契約数:10,518,659(38%)DSL契約数:13,483,359 (49%)CATV契約数:3,748,618(14%)FWA契約数:12,451 (0.04%)※カッコ内はブロードバンド契約数全体に対する比率 FTTHの契約は全体の4割に近づきつつあり、DSLの契約数は5割をきった。FTTHの増加傾向は続いているが、純増数は2006年1〜3月期から80万件前後を繰り返し、伸び率としては安定化の傾向にある。普及が進み母数が大きくなれば、同じ成長率を維持するのは難しくなるので、予想された動きではあるが、今後普及に弾みをつけるには、料金体系を含む変革が必要と思われる。