総務省は12月7日に、「電気通信サービスの加入契約数の状況」(平成19年9月末)と題して、電気通信事業者から報告のあった2007年(平成19年)9月末時点での固定通信および移動体通信の契約数等について取りまとめた文書を発表した。 加入電話とISDNの加入契約数の合計は5333万加入で、前年同期と比較して6.1%減で、相変わらず減少傾向が続いている。 IP電話は約1594万9千件の利用数があり、前年同期と比較して22.7%増と増加傾向が続いている。とくに0AB〜J-IP電話の利用数については、前年同期と比較して113.2%増となった。6月末発表時点の成長率に比べると、いずれも減少しており、増加は続くもやや鈍化しつつある。 携帯電話とPHSの加入契約数の合計は、1億429万加入(携帯電話:99933万4千加入、PHS:495万6千加入)で、前年同期と比較して5.7%増、人口普及率は81.6%と引き続き堅調な伸びを示した。また、携帯電話の加入契約数のうち、第3世代携帯の加入契約数は7932万3千加入で、加入契約数に占める割合は、79.9%となった。6月末発表時より3.7%の増加で、買い換えなどにより引き続き乗換が順調に進んでいることが分かる。