MMD研究所は25日、「中高生の携帯電話に関する調査」の結果を発表した。調査期間は8月7日~8日で、中高生の子どもがいる20~40代の母親627人から回答を得た。 まず、中学生全体の携帯電話端末の所有率は57.6%、高校生全体の所有率は96.0%だった。これら所有者のうち、中学生の53.9%、高校生の86.9%が「キャリアのスマートフォン」を所有していた。 それぞれの子どもに「初めて携帯電話端末を持たせた時期」を聞くと、「中学1年生」の割合がもっとも高く26.2%、次いで「高校1年生」24.2%、「中学3年生」11.6%だった。「月々の携帯電話利用料金」では、中学生は「1000円以上2000円未満」がもっとも多く20.2%、平均で3,671円となった。一方、高校生は「5000円以上6000円未満」がもっとも多く22.6%、平均で5,263円となった。 「キャリアのフィーチャーフォン」「キャリアのスマートフォン」「キャリアの子供向けフィーチャーフォン」「キャリアの子供向けスマートフォン」を所有している中高生の母親(N=486)を対象に、格安スマホ(格安SIM)について、21.2%が「乗り換えを検討している/するつもりである」と回答した。 なお携帯電話端末の各機能の必要性について、「非常に必要」との回答がもっとも多かったのは「通話」41.3%、以下「メール」29.0%、「防犯」26.8%だった。小学生の母親への調査で7.2%にとどまった「LINE」は23.6%に上昇した。
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