BLACKPINKのリサが、アメリカ最大級の音楽フェスティバル「コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」(以下、「コーチェラ」)で、ソロアーティストとしての存在感を見せつけた。
リサは4月15日、自身のインスタグラムを更新し、「Brought my Alter Egos to the desert(自分のもう一つの姿を砂漠に連れてきた)」というメッセージと共に「コーチェラ」での写真を投稿した。
彼女は4月11日(以下、現地時間)、カリフォルニア州インディオで開催された「コーチェラ」のステージに出演し、約50分間にわたり10曲以上を披露。観客を熱狂の渦に巻き込んだ。

今回のステージは、リサの1stフルアルバム『Alter Ego』のコンセプトを、舞台上で見事に具現化したものだった。
オープニングは圧倒的なインパクトを放つ『Thunder』で幕を開け、『FXCK UP THE WORLD』『LALISA』『NEW Woman』『When I’m With You』『The Dream』『Born Again』『Rockstar』など、 リサはジャンルを問わないセットリストで、ラップ・ボーカル・パフォーマンスのすべてにおいてソロアーティストとしての実力を証明した。
“4つの顔”で魅せた圧巻のステージ
特に注目を集めたのは、4種類の衣装を使った圧巻のビジュアル演出だ。
リサは、SF映画のキャラクターを思わせる銀色の全身スーツ、蛍光の装飾が目を引くシースルー衣装、ハローキティが描かれたピンクのルック、大胆な露出が目を引く赤いレザースタイルを着こなした。

これらの衣装は、レディー・ガガやドージャ・キャットともコラボした著名デザイナー、アッシャー・レヴィンによる特注デザインで、大きな話題を呼んでいる。
なお、リサは4月18日に行われるコーチェラ2週目のステージに再び登場する。
◇リサ プロフィール
1997年3月27日生まれ。本名ラリサ・マノバン。グループ唯一のタイ出身メンバーで、2010年にタイで行われたYGエンターテインメントのオーディションでただ1人合格し、2016年8月にBLACKPINKのメンバーとしてデビューした。ダンスの実力に定評があり、長い手脚を生かしたダイナミックなパフォーマンスは圧巻。ステージで見せるクールな姿とは裏腹に、天真爛漫な性格。