アンチウイルスソフトベンダ各社は、Netskyワームの新しい亜種、WORM_NETSKY.Qについて警告している。これは、文字化けした英文メールを装って添付ファイルを開かせる、もしくはIEのセキュリティホールを突くことでメールを表示しただけで発病するというもの。
ウイルス対策ソフトベンダー各社は、「Netsky.P」の感染が拡大しているとして警告した。シマンテックは「W32.Netsky.P@mm」として危険度3、トレンドマイクロは「WORM_NETSKY.P」として危険度“中”と報告している。
トレンドマイクロは、メールの添付ファイルを実行しなくても感染するBAGLEの亜種「PE_BAGLE.Q」を警告した。ダメージ度と感染力ともに“高”で危険度は“中”としている。
シマンテックは「W32.Beagle.J@mm」を危険度3として警告した。
アンチウイルスベンダー各社はNetskyの亜種「Netsky.D」について警告している。シマンテックは「W32.Netsky.D@mm」として危険度4、トレンドマイクロは「WORM_NETSKY.D」としてイエローアラートだ。
トレンドマイクロは、2004年2月分の「ウイルス感染被害マンスリーレポート」を発表した。