トレンドマイクロは、各ISPが会員向けにインターネットのURLフィルタリングサービスを提供できるようにするシステムである「InterScan WebManager ホームエディション」を10月15日より発売する。
ウィルス対策ソフトベンダー各社が予定しているCD-ROMによるBlaster駆除ツールの配布の詳細が発表された。
マイクロソフトは、Blasterワーム対策ツールが入ったCD-ROMの配布を開始する。配布は、20万枚程度を予定している。
シマンテックは、Sobigの亜種「W32.Sobig.F@mm」の感染報告件数が増えたため危険度を2から3に引き上げた。また、トレンドマイクロも危険度中として注意を呼びかけている。
トレンドマイクロ、シマンテックなどは、Blaster(MSBLAST.A)を削除するワームについて警告した。トレンドマイクロではMSBLASTの亜種として「WORM_MSBLAST.D」(危険度中)、シマンテックでは別のワームとして「W32.Welchia.Worm」(危険度4)と呼んでいる。
「W32.Blaster.Worm」「W32/Lovsan.worm」「WORM_MSBLAST.A」などと呼ばれるWindows 2000やXPにおけるRPCの脆弱性を利用して感染を広げるワームに早くも亜種が登場した。
トレンドマイクロは、新種のワーム「WORM_RPCSDBOT.A」について警告を行っている。現在猛威をふるっているワーム「MSBLAST(別名:Blasterなど)」と同じRPCインターフェイスのバッファオーバーフロー脆弱性を利用するワームで、バックドアによる外部からの不正アクセスを引き起こす。
トレンドマイクロは、2003年7月度のウイルス感染被害レポートを公表した。今月はランキングに新登場ウイルスが4つ入ったのが目立つ。