NTTドコモとパイオニアは、ドライバー向けの情報提供サービス「ドコモ ドライブネット」をスマートフォンに対応させる協業について、合意したのは既報のとおりだ。開催中のCEATEC会場ではこの具体的内容が明らかにされている。
「CEATEC JAPAN 2010」も明日で最終日とななる。同イベントは近未来の技術に触れることができる良い機会だ。
実は、最近日本でも販売開始となり話題となったiPhone操作によるリモコンヘリ「AR.Drone」の心臓部にはエプソントヨコムのXV-3500CBが採用されている。
TDKのブースでは、薄い・軽い・割れない、曲がるを特徴とした有機ELディスプレイを展示していた。
シャープのブースにいくと「IS03」を改良?したモバイル3Dコンセプトモデルの実演がされている。背面にはカメラが2つ搭載されていた。
「CEATEC JAPAN 2010」では、テレビやスマートフォン、携帯などのブースが人気だが、その進化をささえるデバイスにも注目しておきたい。
今回の「CEATEC JAPAN 2010」の富士通ブースではダブルタッチパネルケータイを参考出展していた。
例年展示ブースの正面には多数の大型液晶テレビを配置してきたシャープだが、今年の「CEATEC JAPAN 2010」でブースの外側に配置されていたのは液晶テレビではなく、発表以来話題となっているAndroid搭載電子書籍端末「GALAPAGOS(ガラパゴス)」だった。
5日に幕張メッセで開幕した「CEATEC JAPAN 2010」で、シャープは前日にKDDIと共同発表したAndroid搭載スマートフォン「IS03」を自社ブースでも展示している。
「CEATEC JAPAN 2010」にて京セラは、国内外で同社が発売する携帯電話端末や、各種コネクタ等の部品、太陽電池パネルなど幅広い展示を行っているが、その中でも注目なのが5月に打ち上げられた日本初の金星探査機「あかつき」の軌道制御用スラスタ(燃焼器)の展示だ。
ソニーのブースの見所は、メインステージに設置されている幅21.7m×高さ4.8mの巨大な3D LEDディスプレイだ。メインステージそのものが、同社の技術展示も兼ねているというユニークな試みだ。
東芝のブースでもうひとつ目を引いたのが「Regza Apps Connect」というサービスだ。
東芝は今年もレグザ、CELLレグザをステージでアピールしているが、新たな要素が加わった。
富士通のブースには、事業仕分けでも話題になったスーパーコンピュータ「京(けい)」のシステムボード、システムラック、そして同機のプロセッサであるSPARC64 VIIIfxのシリコンウェハなどが展示されている。
インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は、5日より幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2010」に出展。一般向けには初めての公開となるソフトウェアルータ「SEIL/x86」(ザイル・エックス・ハチロク)をデモ展示している。
IIJのブースでは、高機能アクセスルータ「SEIL」シリーズの展示デモを行っていた。
今年のCEATECも3Dを打ち出しているメーカーばかりだが、目をひいたのは東芝とソニーだろう。
パナソニックのブースでは3Dビエラや3D対応ブルーレイディーガに加え、LUMIX DMC-GH2の3D交換レンズやムービーカム用の3Dコンバージョンレンズなどで、撮って楽しむ3Dを前面に打ち出してアピールしている。
NTTドコモは、「CEATEC JAPAN 2010」初日にあわせて、Android 2.2搭載タブレット「GALAXY Tab」を発表した。
NTTドコモは、9月28日に電子書籍のトライアルサービスを期間限定で提供すると発表したが、「CEATEC JAPAN 2010」では同サービスのデモを確認できる。
商用化が迫っている同社のLTE「Xi」(クロッシィ)。今回のCEATEC JAPAN 2010では、ハイビジョンの大容量コンテンツをダウンロードするデモンストレーションを行っていた。
「CEATEC JAPAN 2010」で日産は、通信ユニットTCUを搭載した電気自動車「リーフ」の展示を行っている。「リーフ」はTCUを通じてスマートフォン及びPCからバッテリー状態のチェックやリモート充電、エアコンの設定などの遠隔操作を行うことができる。
東芝ブースでは、4日に発表されたばかりのグラスレス3Dレグザ(REGZA)GL1シリーズの「20GL1」と「12GL1」の実機デモを、特設の「グラスレス3Dシアター」内で体感することができる。
「CEATEC JAPAN 2010」でUQコミュニケーションズは、現在サービス中のモバイルWiMAXと比較して8倍以上の高速通信を実現する新方式「WiMAX2」の動態デモンストレーションを実施している。