東北総合通信局と東北情報通信懇談会、情報通信月間推進協議会は、仙台市で、ケーブルテレビセミナー2001を開催する。テーマはブロードバンド時代のネットワークとしてのケーブルテレビ網ということについて講演がおこなわれる。
ISAOは、Macintosh用の統合コミュニケーションソフト「DreamPassport for Macintosh version 1.0」をリリースした。DreamPassport for Macintoshは利用登録のみで利用できるフリー・ウェアで、Windows PC版やドリームキャスト版のDreamPassportとも通信が可能。
ネットワーク機器の製造販売を行うアライドテレシスは、ADSLやCATVなどで使用するルータ「CentreCOM AR220E」の最新ファームウェア 1.01を公開した。おもな修正は、PPPoE使用時に一部のウェブサイトへのアクセスができなくなるという不具合の解消。
米3Comは、コンシューマ向けのDSL・ケーブルモデムの生産を終了すると発表した。ビジネスユーザー向けのDSLモデム/ルータについては生産を継続する。撤退の理由は、コンシューマ向けのDSL・ケーブルモデムは価格の低下が激しく、十分な収益の伸びが期待できないため。なお、受注済みの製品の出荷と製品への保証については継続される。
WECA(Wireless Ethernet Compatibility Alliance)は、現在広く普及しているIEEE802.11bより高速な無線LANプロトコル「IEEE802.11a」を採用した機器の互換性認定プログラムを、2001年の年末をめどに開始すると発表した。ロゴおよび名称は近日中に公表される予定。WECAは、無線イーサネットの相互運用性を検証する非営利団体で、現在は11Mbpsの無線LAN IEEE802.11bについて互換性テストにもとづく「Wi-Fi」ロゴの認定プログラムを実施している。
5月末のDSL普及状況がまとまった。総務省の発表によると、NTTの電話線を利用したDSL加入者数は全国で17.8万人を越え、1月で6万人以上の契約に結びついた。
有線ブロードネットワークスは、無線インターネット接続をおこなう新会社「モバイルインターネットサービス株式会社」(MIS)を設立し、年内にIEEE802.11bをベースとした屋内外における定額・低料金の無線インターネット接続サービスの提供を開始すると発表した。これにともない、渋谷・三軒茶屋周辺での実証試験を5月末から開始しており、6月末をめどに同地区でのモニタユーザーの募集をおこなう予定。MISのサービスでは、IEEE802.11bを採用したことにより通信速度は最大11Mbpsとなり、携帯電話ベースのサービスよりも格段に高速な通信が可能となる。
NECは、同社のIP/ATM統合スイッチエッジルータ「IX5000シリーズ」のIPv4/v6ルータ機能を継承しつつ小型化した「IX5005」を発表した。企業の支社・支店向け用途に適した製品として、8月の出荷開始を予定している。この製品を含むIX5000シリーズについては、6月6日から開催されているNetWorld+Interop 2001 TOKYOのNECブースおよびShowNet、IPv6ShowCaseで参考出品されている。
NetWorld+Interop 2001 TOKYOが6月6日から8日(コンファレンスは4日〜8日)まで、幕張メッセで開催される。今回のN+I TOKYOはIPv6とブロードバンドがキーワードと言えそうだ。実際、各ブースに展示されているネットワーク機器にIPv6対応をうたっているものが目立った。
イー・アクセスは、従来の名古屋準備室を拡張し、6日に名古屋支店を設立した。今回の名古屋支店は、同社が愛知県を中心に東海地方でのADSLサービス展開を本格的に行うための拠点となる。
東京通信ネットワーク(TTNet)は、東京電力グループが提供する各種アクセス回線を利用したブロードバンドコンテンツ配信実験を行うと発表した。
セガは、インターネットゲーム「ぐるぐる温泉」シリーズの最新版「ぐるぐる温泉2」のドリームキャスト版を8月に発売すると発表した。DC内蔵のアナログモデムの他、ブロードバンドにも対応している。開発元はオーバーワークスで、ネットワーク対戦環境はISAOが提供する。今回の「ぐるぐる温泉2」では異なるゲーム機でもネットワーク対戦が楽しめるようにするとのことで、DC版に続いてプレイステーション2版も予定されている。
アスキーは、6月1日より凸版印刷の「Bitway」を通じて、ファミリー層をターゲットとしたブロードバンドコンテンツ配信を開始した。第一弾として有料配信が開始されたのは、「生き物いろいろ飼育・観察大百科」「マルチメディア カブトムシ・クワガタムシ図鑑」の2タイトル。配信プロバイダは、ASAHIネット、DION、ドリームネット、JustNet、BIGLOBE、ODNの各社で、利用料は月額400円、または日額200円となっている。
NECは、家庭向けの無線対応ルータ「WARPSTAR」シリーズの最新モデルとして、ADSL/CATVなどのブロードバンド接続と、ISDNやアナログモデムによる接続とを簡単に切り替えながらアクセスできる「WARPSTAR Σ」(AtermWB55TL/WB45RL)を発表した。WARPSTARシリーズは、100BASE-TX対応ハブを内蔵し、IEEE802.11b無線アクセスポイント機能にも対応できる、家庭用ルータ。ISDN環境向けのWB55TLと、アナログ環境(および外付けISDN TA)向けのWB45RLの2機種。
東京電力と東京通信ネットワークは、100Mbpsの光ファイバ回線を利用したFTTH実用化実験サービスを、大田区の田園調布・東雪谷地区の約300世帯を対象に実施すると発表した。実験期間は7月〜12月の予定。
アットホームジャパンと日本IBM、松下電送システムは、インテルアーキテクチャ(IA)サーバ+Linuxをベースにインターネット向けの動画配信システムを構築し、ソリューション提供で協業していくと発表した。IAサーバとLinuxの組み合わせによってコストが抑えられるのが最大のメリットで、企業ユーザの掘り起こしを狙う。
ルートテクノロジーは、ルーノシリーズ「CAS2040」のファームウェアをバージョンアップ、速度の向上やフレッツ・ADSL接続時の障害に対応した
NECは、メトロポリタンエリア(都市圏)ネットワーク向けのギガビットイーサ多重光伝送装置「MetroGiga」を製品化した。製品はモジュール化されており、ミニマム構成は10Gbps。10Gbps単位での増設が可能で、最大40Gbpsが利用できる。
NTT持ち株、NTTコムなどNTTグループ3社と朝日放送、松下電器の5社は、ブロードバンドネットワーク上でマルチアングル多チャンネル放送を実現するため、来年3月まで共同で分散型映像制作・配送プラットフォームを運用する。
NTT西日本は、映像コンテンツの登録、アクセス制御、メニューの作成を一括して管理する映像配信管理システム「StreamDataBank」を発売する。プラットホームはWindown 2000、Access 2000とRealServerもしくはWindows Media Serverが動作すれば、コンテンツの登録管理から配信まで一括して管理できる。
小泉内閣は、e-Japan計画の「4000万世帯に高速インターネット」の目標達成を2年繰り上げて2003年とするなどアグレッシブな目標を表明しているが、計画推進の中核的役割を果たすIT戦略会議の場において、NTT(持ち株会社)の宮津社長は、現在試験提供されている光・IP通信網サービスをはじめとする各種定額制データ通信サービスの料金を、7月をめどに値下げする予定があると公表した。
ZTV(三重県)が6月1日〜9月30日までの3か月間、通信対応工事費20,000円が無料になる「ZLANすごいぞキャンペーン」を実施しているもよう(東紀州地域は10,000円の割引)。
唐津ケーブル(佐賀県)は、インターネット接続サービス「@people-i」の第4期募集を6月1日より開始した。なお、5月11日に開始された第3期モニタは定員の50名に達したため、締め切りとなっている。
FTTHサービスの全国展開を目的に、有線ブロードネットワークスは組織変更を実施し、FTTHサービスの本格展開に向けて国内の8支社内に地区プロードバンド事業部を新設した。