スリの少年たちのリーダー・道男(和田庵)。戦災孤児として生きなければならなくなった道男の心は荒んでおり、寅子らに反抗的な態度を見せる。それでも寅子は見捨てようとはしない。決定的だったのは道男の「家でも泊めてくれるの?」という言葉。寅子は内心、憤りながらも道男を引き取ることに決めた。
そんなやさぐれた道男を見事に演じているのが、和田庵だ。石井裕也監督の映画「茜色に焼かれる』(2021年)での演技が評価され、16歳のとき、映画賞の新人賞を3つ総なめしている。今作で朝ドラ初出演の新進俳優。今後、物語のキーマンとなっていくことも予想される。寅子とのやり取りを通じてどう変わって行くのか注目だ。
🐯 #トラつば人物紹介 🪽
— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) June 17, 2024
道男 ✎ #和田庵
小橋へのスリを首謀していた少年。
生きていく為に、犯罪に手を染めている戦災孤児。
「轟法律事務所」に出入りしている。#朝ドラ #虎に翼 pic.twitter.com/yle8RnVwTR
明日19日放送の第58話。道夫を引き取った寅子の判断に職場は無茶だと反対するが、寅子は他に方法はないと食い下がる。そんなとき寅子は、多岐川(滝藤賢一)から全国の家庭裁判所の視察に同行しろと命じられるのだった。