ABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』第3話が、4月10日夜11時より放送。神城真人(成宮寛貴)が“理想の夫”という仮面の裏に隠していた真の姿が明らかとなった。
真人の妻・澪(瀧本美織)が働くパティスリーの同僚、小泉彩葉(田中美久)が全裸遺体で見つかり、体内からはパティシエ・小山田丈治(片桐仁)の体液が検出。彩葉から金銭を要求されていた小山田はそのまま殺人の疑いで捕まり、「女性記者殺人事件」でも疑いの眼差しが向けられる。
同僚の死、上司の逮捕を受け、精神的に不安定になる澪。真人は寄り添う姿勢を見せながらも、その足は女性のもとへ向かう。澪に「仕事」と偽り、投資家の長野真澄(筒井真理子)と逢引きを重ねていたのだ。真人は脱いだYシャツを整えながら「お借りしているお金はなるべく早く返します」と眉を下げると、さらなる出資をもちかけつつ、熱い口づけを交わす。
さらに真人は、小山田が逮捕されたニュースを確認し、「万事快調」と不敵な笑み。その脇には生命保険証書が置かれており、澪の死亡保険金に1億5千万円もの額がかけられていることが明らかになる。




その一方、第3話では真人と彩葉の“禁断の関係”も明かされた。パティスリーに来店した真人に対して、彩葉は「知ってるんですよ、秘密」と声をかけ、彼が真澄と逢引きしている現場写真を突きつける。そして2人は男女の関係になり、彩葉は「なんか似てる気がするんですよね、私たち」「澪さんには釣り合わないぐらい悪い男」と上目遣いで語りかけ、真人の腕にある傷を舐めあげた。さらに彩葉が「もっと知りたい、あなたのこと」と迫ると、真人は薄暗い部屋に動物や植物が立ち並ぶ“猛毒の部屋”に招待。真人から差し出された紅茶を飲んだ彩葉は昏睡状態に陥る。すると、真人は彩葉のスマートフォンから2人の関係が分かる情報をすべて削除し、笑いながら彩葉を絞殺。すなわち彩葉殺人の真犯人は、真人だと示された。




躊躇いなく彩葉の首を絞め、証拠をスムーズに消したほか、小山田を彩葉殺人の犯人に仕立て上げるなど、どこか手慣れた様子の真人。そんな“本当の姿”に気付いていた人物の存在もあった。それが真人と澪の部屋の隣に引っ越してきた謎の男(細田善彦)であり、その正体は週刊誌記者の石黒颯馬。「女性記者殺人事件」の真犯人として真人をマークし、神城夫妻を監視・盗聴して嗅ぎまわっていたのだ。石黒は拘留されている小山田と面会し、2人の女性を殺害したのは真人だと宣告。冤罪で逮捕された小山田の前で、真人の“仮面”を剥がすことを誓う。
