多岐川、寅子に「時間を家庭裁判所設立のために使え」と叱責…『虎に翼』第54話 | RBB TODAY
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多岐川、寅子に「時間を家庭裁判所設立のために使え」と叱責…『虎に翼』第54話

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『虎に翼』第54話 (c)NHK
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  • 『虎に翼』第54話 (c)NHK


 13日放送の連続テレビ小説『虎に翼』第54話では、多岐川(滝藤賢一)が、寅子(伊藤沙莉)を叱責する一幕があった。

 多岐川とともに、酔っぱらった汐見(平埜生成)を家に送り届けた寅子。出迎えたのは、女子部のかつての同期で、崔香淑(ハ・ヨンス)だった。今は香子という名前で呼ばれているらしい。朝鮮に帰ったはずの“ヒャンちゃん”がなぜ…。だが香子は寅子に「その名前で呼ばないで」と拒絶。翌日、汐見から彼女との出会いが語られ、それまでの辛い人生も明らかになる。

 これまで伝え聞いていたヒャンちゃんの兄の逮捕だけではなく、汐見が両家から勘当されたまま結婚に踏み切ったこと、そしてまた、ヒャンちゃんが香子として生きていく覚悟を決めた経緯を聞いた寅子。

 自分にできることはないのかと思案するも、多岐川は「そんなものあるか」「この国に染みついている香子ちゃんの偏見を正す力があるのか」と主張。時間が有限だとして「家庭裁判所設立のために使いたまえ」と、いつになく激しい口調で叱責する。

 ただ多岐川は、どことなく悲しそうな表情で、しかも目も潤ませている。情に厚い男ながら、現実の厳しさも冷静に見極めているようだ。寅子は多岐川の正論に何も言い返せなかった。

 あした14日放送の第55話。家事審判所と少年審判所の合併に関して、依然として説得を続ける寅子(伊藤沙莉)だが、うまく行かない。そこで、寅子は「東京少年少女保護連盟」のメンバーとして活動する弟・直明(三山凌輝)に賭けてみることに…。


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