日本電信電話(NTT)とパナソニックは9日、直感的な操作で情報を取得できる「おもてなしサービス」を目指し、技術検証を始めたことを発表した。NTTが開発した「デバイス機能仮想化技術」と、パナソニックが試作した透過型ディスプレイ搭載端末を活用する。 NTTの「デバイス機能仮想化技術」は、端末での処理機能をエッジサーバで分散処理する技術。一方パナソニックは、「透過型ディスプレイを搭載したシンプルなポータブル端末」を試作。両方を組み合わせることで、対象物をディスプレイに透過して見ながら、対象物に関連する情報や映像などを、同時表示できるという。 パナソニックが開発した試作機は、透明度を維持しながら現行品(無機EL)に比べ、2倍の輝度を持っている。対象物をディスプレイに透過して見ながら、搭載したカメラのシャッターボタンを押すことで、情報をディスプレイ上に同時表示できる。 今回両社は、端末の機能・性能の改善、技術向上、フィールドでの利用検証を進めるとのこと。技術検証により、本端末による「おもてなしサービス」の実現を目指す。 なお、本端末を使った観光ナビゲーションのコンセプト展示を、「NTT R&Dフォーラム2016」(2月18日~19日開催)において行う予定。