東京ドームホテルにて26日、『世界コスプレサミット2019』オープニングセレモニーが開催され、各国の代表が様々なコスプレを披露した。 2003年に名古屋でスタートした同イベント。日本の漫画やアニメを愛するコスプレイヤーと国際交流を図ると共に、コスプレパフォーマンスのトップを決める「ワールドコスプレチャンピオンシップ」などが開催される。今回で17回目を迎え、名古屋以外では初となる東京でも開催となった。 開会の挨拶で、世界コスプレサミット実行委員会・小栗徳丸実行委員長は「これまで16年間に渡って日本の誇るコンテンツサミットの情宣に努めてまいりました」と言い「日本の漫画やアニメは、世界中の若者が日本の文化に触れるきっかけになっています」と振り返った。 また「チャンピオンシップ」出場者は、世界40の国と地域でそれぞれ予選が行われ、それらを勝ち抜いた精鋭だと紹介。予選で1位にならないと今回のイベントには立てないとし、これまで何度も予選にトライしたコスプレイヤーもいると説明した。最後に小栗委員長は「ぜひ、彼たちの晴れ舞台を見守っていただきたい」と念を押した。 来賓挨拶として登壇した外務省の国際文化交流審議官大使・志野光子さんは、参加者に「すでに日本に関心をお持ちだと思いますが、滞在中に漫画やアニメはもちろん、日本の伝統文化やグルメの魅力に触れていただき、日本に対する理解を深めてほしいです」と語りかけた。 『世界コスプレサミット2019』は、7月27日~8月4日まで、東京ドームシティや愛知県で開催される。