インテルは米・ラスベガスで開催されているCES 2015にて、HDMIスティック型PC「Intel Compute Stick」を発表した。Windows 8.1モデルとLinuxモデルが用意され、3月に発売する予定。 「Intel Compute Stick」は、HDMI端子を備え、液晶テレビやPC用ディスプレイのHDMI端子に繋ぐだけで利用できるHDMIスティック型PC。サイズは小型だが、プロセッサにクアッドコアのAtom、メモリ2GB、ストレージ32GBを搭載する“フルPC”だ。microSDスロット、フルサイズUSB端子、マイクロUSB端子、給電用ミニUSB端子なども備える。 価格は、Windows 8.1 with Bing搭載モデルが149ドル前後、Linuxモデルはメモリ1GB、ストレージ8GBとスペックを抑えて89ドル前後で発売する予定。 HDMIに挿し込むスティック型PCとしては、マウスコンピューター「m-Stick」が11月に発表されて話題となった。インテルの参入で同様なモデルの登場が期待される。